会社の登山部 第2回目の部活動は上高地スノートレッキング。
個人的には5年ぶり3回目の上高地スノトレとなりました。
前日、車にて高山経由で沢渡泊。
翌朝、釜トンネルを出発し、河童橋(小梨平)までをピストンする計画です。
■3/22(日)
6時起床。
カーテンを開けると外は快晴!
お天気だけが心配でしたが、これは良い一日になりそうです。
7時30分に朝食後、精算、準備を済ませ、宿のご主人に釜トンネルまで送っていただきました。
08:50 釜トンネル着
09:10 釜トンネル発
スノーシューのツアーが1組、あとは2組程度のパーティーが準備中。
トイレ、荷物の再チェック、登山届を提出していよいよ出発!
トンネル内は照明が消されているため、ヘッドランプを装着。
11%の勾配は意外と堪えます。
トンネル内でさっそく新品のスノーバスケット2個を紛失。
ネジ部分が傷んでいるのが原因なので、そろそろ新しいトレッキングポールを買ったほうが良いかもしれません。
09:40 釜トンネル出口
30分ほどで真っ暗なトンネルを抜けます。
トンネルを出ると素晴らしいお天気と雪!
ぽかぽかして暑いくらいです。
しかし私はといえば、入り口でトイレに行ったのにまた行きたくなってしまい、大正池まで無言で飛ばします。
立ち小便はダメです。
大正池ホテルの手前に絶景ポイントあり。
しかしトイレの事しか頭に無かったので構図も何もありません。
10:15 大正池ホテル着
一番にトイレに駆け込みホッと一安心。
ところどころでテントを見かけましたが、指定地以外の設営はダメです。
10:30 大正池ホテル発
ここから田代池方面に向かってスノーシューを楽しむパーティーもありましたが、私たちはまず河童橋に到達するのを最低目標に設定。
時間のこともあり、車道を一直線に上高地BTを目指します。
前回来た時はバスツアーで入山される方も多く、人だらけという印象でしたが、今回はその10分の1もいない感じでしょうか。
宿のご主人に伺ったら、やはり5年ほど前がブームのピークだったようです。
11:15 上高地BT着
11:30 河童橋着
大正池ホテルを出発して約1時間で河童橋着。
素晴らしい眺望が私たちを待っていました。
河童橋、梓川、穂高連峰、そしてそれを撮りまくる登山部員。
(実は奥の方に黄色いユンボが・・)
河童橋はほぼ私たち登山部の独占状態でしたが、事前の情報通り河川工事が大々的に行われており、河童橋の両側には黄色い重機が置かれていました。
せっかくなら重機の見えない角度で絶景を見ようと、さらに当初予定していた小梨平を目指します。
最初はつぼ足で進みますが、ズボズボと膝くらいまで踏み込んでしまうため、せっかくレンタルしたスノーシューを装着。
小梨平キャンプ場を抜けるほんの少しの距離でしたが意外と楽しいスノーシュー歩き。
私もワカンは持っていますが、スノーシューは初めての体験。
思いもよらない場所でコケる無邪気なM部員とそれを助けるK部員。(写真中央)
梓川に落ちたら大変ですヨ。
ところどころで笑わせてくれます。笑
12:00 小梨平着
梓川のほとりから穂高連峰。
小梨平の食堂からすぐの場所です。
さすがにここまで来る人はほとんどなく、独占状態。
備え付けのテーブルに陣取ってすぐにお昼ごはんの準備。
しかし雪からお湯を沸かすので思いの外時間がかかります。
雪山自体久しぶりだったのでこの辺りの感覚が抜けていました。
全員お腹が空いたので食前にもかかわらずお菓子を完食。
1時間くらい部員をお待たせしてようやく昼食が完成。
今回のメニューはスパイシーチキンカレー、赤かぶの漬物、たまごスープです。
本来は食後のコーヒーを、と思っていたのですが、あまりの風と寒さで手足の感覚さえなくなってきたため撤収することに。
スタートから時間もかなり押していたのでちょうど良い感じです。
13:30 小梨平発
河童橋付近で猿たちに遭遇。
全く動じる気配もありません。
この後、木の上で食事をする小猿だけの大集団を見かけました。
生まれたばかりの大きさの小猿も。
14:00 上高地BT
15:00 大正池ホテル
雪遊びをする部員たち。
可愛い雪だるまが完成。
15:15 釜トンネル入口
ここから宿のご主人に電話。
15:45 釜トンネル出口
到着するともう送迎車が待っていてくれました。
15分程度で宿に帰着。
すぐに温泉に使ってホッと一息。
<感想>
個人的に上高地のスノートレッキングは3回目でしたが、初めてのことが2つありました。
ひとつはスノーシュー。
これまでは軽アイゼンとワカンしか持参していませんでしたが、今回初めてスノーシューをレンタル。(1,000円)
これを使って雪の上を歩くのも楽しいことがわかりました。
もうひとつはお天気。
これまでの中で最高に良いお天気でした。
快晴でしかも暖かく、とても気持ちのよいトレッキングを体験することができました。
部員の皆さんも初のスノートレッキングでしたが、事故やケガもなく、楽しい山行となり本当に良い部活動となりました。
次回は夏かな?