■2/8（日）
ブルージュに到着し、まずはホテルにチェックイン。
今回宿泊するのはブルージュの環状線に近い、NHブルージュ。
かつて修道院だった建物を改築しており、古いながらも綺麗で素敵なホテル。
中心部マルクト広場へも徒歩で約10分という好立地です。
ホテルの目の前まで来て、1996年に初めてベルギーに来た時に泊まったホテルだ、ということに気が付きました。
その時は、現在浜松町にあるベルギービールのお店のTさんと同部屋でした。
ちょうど20年ぶりです。
今回は旅行会社のHさんと同部屋。
部屋で少しだけ休憩した後、ロビーに集合。
今回の目玉である、ブルージュ・ビア・フェスティバルへ。
会場はちょうどホテルの裏側にあり、徒歩2分ほど。
屋内でのフェスのため、やや身軽、やや薄着で出発するも、皆さんから「それじゃ寒いでしょ。」と言われましたが、会場に行くとそれでも後悔することに。
このフェスティバルは今年で8回目。
80の醸造所が出店しており、365種類のベルギービールを試飲することができます。
いろいろなチョイスがありますが、私たちは10ユーロの試飲コースを。
この中に、はがき、試飲グラス、コイン3枚、カタログが含まれています。（この時なぜか私たちには4枚のコインが配られました）
カタログはかなりしっかりした作りで、醸造所別に全出品銘柄の紹介と、それぞれの銘柄の箇所にメモができるようになっています。
まずは受付でチケットを購入し、中にはいったところで上記のセットと交換。
ここでいったん解散となりました。
このイベントではコイン1枚とビール（どれでも）1杯との交換になります。
アイテムによってはかなりお得に飲めることになります。
しかし会場に突入するとそこは人人人、、しかもものすごい熱気。
やや薄着で来たつもりでしたが、すぐに汗だくになってしまいました。
Tシャツで十分、という感じです。
事前にいくつかブースをチェックしていたのですが、身動きするのも大変なほど。
次回行くとすれば、手ぶらのほうがいいかもしれません。
スペースが空いたところで適当に飲んでいると、知った顔が声をかけてきました。
ボーレンス醸造所のブルワー、ニコラスさん。
さっそくビーケンなど、同社の樽生を試飲。
全部回れたわけではありませんが、ベルギーでもここのところ増えてきている、醸造所を持たない醸造者が多いように感じました。
奇をてらったような銘柄も増えてきています。
上記の写真のブースで飲んだビールは、ウィスキーの樽で寝かせたバレルエイジドタイプですが、アルコール度数が16.5％もありました。
ちなみに造っているのはベルギー人ではなく、イタリア人。
さきほどの強力なビールで酔いが回ってしまったので、各醸造所ブースとは反対側にある、GEUZEブースへ。
グーズを飲んで少し休憩。
こちら側には、GEUZEブース、TRAPPISTブースが並んでおり、各社（各修道院）のビールを共同で出品しています。
自由時間は2時間ほどでしたが、時間がすぎるのはあっという間。
入口近くの試飲スペースにはだんだんほろ酔い気分のメンバーの皆さんが集まってきました。
皆さん、かなりたくさんのビールを楽しまれたようです。
このフェスには来年もぜひ参加したいですね。
もう少し作戦を練ればもっとうまく回れそうです。
いったんホテルに戻って、皆さんで夕食に。
ホテルから歩いてすぐのザンド広場に面したレストランで最初の食事を。
フェスでかなり酔ってしまい、食事の時間は水しか飲めませんでした。
この日は長時間の移動もあり、ぐったり疲れてすぐに眠ってしまいました。
